未知の臓器・腸は偉大

2024.02.25 (木)

科学では説明ができない現象が無数にある・それが腸造血論だ・血液は紛れもなく腸の絨毛膜細胞内で作られる・これが真実であった・千島教授は科学的研究の真髄である実証科学の見地から赤血液球が腸で作られる現象を顕微鏡で数万回目撃し確認したのである・
これに反し現代医学の造血説は脊髄で作れるというのが定説であった・その起源となったのはある若い医学者が鳥を解剖した時に、鳥
の脊髄組織に赤い血液の斑点を認めた・それが現代医学の単純な脊髄造血説となったのだ・
そこで現代医学で解明できない清明現象とは何か・それは一日赤血球が2000億個どこかで消滅しているという事実であった・
医学は赤血球の消滅の原因を説明することはできない・
それは医学がもつ固定観念に基づくものだ・宇宙の万物万像は絶え間ない運動の過程で生起する生成と消滅という永遠の生成変化に存在し変化しないものはない・それが宇宙の原理である・
ギリシャの哲学者、ヘレクレイトテスは物質は流動し運動変化するといつている・中国の思想家老子は宇宙は生成変化にあるという・むろんそれは陰と陽の対立で起こる・
これを現代医学に置き変えれば、細胞は細胞である、赤血球は赤血球である・同一論を繰り返すだけだ・この世に永遠に変わらないものは何一つ存在しない・
赤血球はいつまでも同じ状態、赤血球ではなく何か別物に変わるのだ・つまり一日2000億個の血液の消滅は赤血球が別のものに変化したのである・
生命体は常に新地代謝の連続である、古い細胞は老化して消滅し新しい細胞が作られる・寿命をは迎えた器官や内蔵などの細胞が新しい細胞に代わる・その代わった細胞こそが消滅したいわれた赤血球だったのだ・
つまりそれらの古く死んだ細胞に赤血球が遺伝子、分子レベルで機能変換を起こして肝臓や腎臓、骨の細胞に変わるのである・これを赤血球の分化とよんている・
逆にストレス、疲労、病気、断食などで体が弱った時には逆の現象、逆分化が起こる・つまり・肝臓や・、腎臓、全身を構成する細胞が血液に逆分化して血液が増えてくるのだ・