抗酸化作用とは?

2020.10.14 (日)

抗酸化って何?エイジングケア・老化に効果的なの?

著書より

抗酸化とは何かということについて具体的に知るためには、まずは活性酸素についておさえておく必要があります。活性酸素とは、身体に取り込んだ酸素の一部が他の物質と結びつき、高い酸化力を持つ物質に変化することを言います。この活性酸素が正常な細胞に結びつくと過酸化脂質を発生させるため、細胞の老化を早めるだけでなく、がん細胞の増加や動脈硬化を引き起こすなどさまざまな病気の原因になることが知られています
実際とある研究によると、活性酸素は細胞の老化とがん化に対して同じ経路で関与しているということが分かっています。細胞レベルの老化と聞くとあまりピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、例えば皮膚のシミやシワ等も活性酸素によって起こっていることが考えられています。この活性酸素を作らせない、あるいは無毒化する、活性酸素によって傷つけられた細胞を修復する働きを持つのが「抗酸化」です。

活性酸素が増える原因はさまざまありますが、最も活性酸素が増える理由は加齢であると考えられています。人の抗酸化作用は20歳代がピークであり、そこから徐々に低下していきます。
他にもストレス、食品添加物、タバコ、激しい運動、多量飲酒、紫外線なども活性酸素が増える原因といわています。抗酸化はこの活性酸素に対して効果を発揮しますが、活性酸素を打ち消すことでどのような恩恵を私たちにもたらしてくれるのでしょうか。

私たちの身体を抗酸化することによって、老化を予防することに加えてエイジングケアの効果が期待できます。エイジングケアと聞くと女性の美をイメージするかもしれませんが、それだけではありません。現在の日本は平均寿命が延伸し、超高齢化社会となっています。その中で課題となっているのが健康寿命の延伸です。つまり、何の病気にもならずに元気に生活できる期間を伸ばし、平均寿命と健康寿命の差をなくしていくことが今日の日本では求められています。
健康な期間を伸ばして若々しく生活していくことを目的とするエイジングケアはまさに長寿国となった今の日本に求められている医療ともいえるのです。

これに加えてエイジングケアによってシミやしわを改善し、見た目にも美しさを保って生きていけることが考えらえており、実際にシミやしわの治療にエイジングケアを活用している医療機関もあります。